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義父が年末から入退院を繰り返し、いよいよ一人での生活が困難になったため、施設に入居することになりました。
ところが暫くしてコロナが大流行したため、一切面会が出来なくなったんです。
途中から施設への立入も禁止。
クラスターが発生しようもんなら、大変なことになりますもんね。
当初は、数週間の我慢かと思われたコロナ禍でしたが、未だに終息の目処は立たず。
義父は慣れない環境の中、知ってる顔を見ることなく過ごすことになりました。
そしてここ数日、食事が摂れてない時があるとは聞いてたんですが、あれよあれよと具合が悪くなり
ついに先日、誤嚥性肺炎のため入院することになったんです。
入院の手続きに行ってくれた義妹がチラッと見たところによると、骨と皮になってたと(泣)
この時期、食欲がなくなる方が増えるんですね。
また、家族に会えない淋しさで、家に帰りたいと言う方も多いみたい。
ちょうど義父から夫宛に、「いつまでこんな所に居ないとあかんのや!!!」と、電話があった矢先でした。
ずっと我慢してたけど、まるで表面張力のように張り詰めてた気持ちが、溢れてしまったようで。
入院すると、施設は一旦退所扱いになるらしく、荷物を引き上げに行ったんです。
急に主が居なくなった部屋は、廃れたように見えました。
いや、実際廃れてたかも。
職員さん達も実務が急激に増え、色んな所に手が回らなくなってるのかも知れません。
新聞やニュースでコロナ情報は得てるけど、隔離された環境の中で、これほどまでに酷くなってる実情を把握するのは難しく
義父はもしかしたら、見捨てられたような気持ちになってたのかも。
どんな気持ちで夫に電話を掛けたのかと、荷物を片付けながら考えてたら、涙が出そうになりました。
コロナのばかやろーー!
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