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鈴虫寺で説法を聞いた後、すぐそばにある地蔵院(竹の寺)へも足を運びました。
鈴虫寺の賑わいとは打って変わって、静かで落ち着けるお寺。
門をくぐると竹林、その先には苔庭、庫裏へ入ると額縁庭園と、小さいながらも色んな要素が楽しめました。
拝観料:500円
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地蔵院(竹の寺)とは
一休さんが6歳で出家するまでの間、母と一緒にこの寺で過ごしたと伝えられています。
元々は藤原家良が山荘を営んでいた場所でしたが、室町時代に入り細川頼之が土地を買取り寄進したことで創建されました。
一時は勅願寺となり栄えていましたが、応仁の乱の戦火に遭い、衰退の一途をたどります。
江戸時代に万丈を再建し、整備されたことで復興を遂げたようです。
地蔵院(竹の寺)の庭園
総門の奥には竹林が広がっていました。
空に向かってのびる青竹が、雨を受けて清々しい!
何気なく存在している苔庭も美しいんです。
奥へ進むと万丈があり、書院から「十六羅漢の庭」を眺めることが出来ます。
羅漢とは、修行者の到達し得る最高位のことで、悟りを開き尊敬に値する高僧のことを指します。
お釈迦様の弟子で特に優れた代表的な羅漢を「十六羅漢」と言い、こちらの庭は、十六羅漢の修行の様子を表しているんだそう。
誰もおらず、シンと静まり返った空間で、十六羅漢の庭と対峙する一時。
頭も心もスッキリしたように感じました。
書院には、こんなに可愛い「十牛図」の衝立も。
十六羅漢の庭からクルリと振り返ると、ハート形の猪目窓が拝見できました。
映えそうだわ。
以前は撮影禁止だったようですが、今年(2020年)の4月頃から撮影可能になったとのこと。
とは言え、マナーが悪いとまた撮影禁止になることもあり得るわけで。
礼節ある参拝を心掛けたいと思いました。
地蔵院(竹の寺)詳細情報
ひよこ
2台ほど停められる駐車場はありますが、そこまでの道が狭いのでご注意ください
拝観時間 | 9:00~16:30 |
拝観料 | 500円 |
拝観休止日 | 特になし ※但し、1月10日~2月10日の水曜日と木曜日は拝観休止 ※「法要」「寺行事」等で拝観休止の場合があるようです。 |
お問い合わせ | 075-381-3417 |
住所 | 京都府京都市西京区山田北ノ町23 |
アクセス | 阪急電車「上桂駅」徒歩約12分 |
公式ホームページ | http://takenotera-jizoin.jp/ |
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