少し前に知ったんですが、セサミンのCMを見て『気持ち悪い』と感じる人が続出したそうなんです。
上川隆也と伊藤ライムが同級生という設定。
ツッコミどころは満載なんだけど、ともかくいい歳したお母さんが、久しぶりに会った上川くんにときめいて、「何かが起こりそう」な中年の生々しさを連想させゾワッとなったもよう。
それを踏まえて見直してみましたが、まさに同年代の私、それほど嫌悪感は抱きませんでした。笑
シングル同士の設定に見えるし(息子しか出てこない)
むしろ上川くんと焼け木杭に火が付き、ボーボー燃えさかるなんて羨ましい限りなんですけどっ。笑
高校時代の若さが欲しいわけじゃない
そんなセサミンのCMがリニューアルしたようで最近よく流れています。
永遠の青春を目指してるという上川くんは、相変わらずカッコイイ!
でも、放課後の写真を差し込んだりして、やっぱりどこかズレてるんですよね。
求めてる『若さ』の方向性が違うというか。
そもそも、50代の皆さんって、高校時代の若さを取り戻したいのかな?
あんなにキラキラ眩しくて清らかな場所、もう近付くのもおこがましい気がするんですが。笑
『若さを取り戻したい』のではなく『老けたくない』50代
きっと、後期高齢者になろうかという頃には、『若さを取り戻したい!』と願っているような気がします。
でも50代は微妙で、『若くありたい』というより、『老いたくない』という気持ちの方が強いと思うんです。
健康面も含めて。
若さを取り戻したいという願望より、日に日に衰えていく自分への狼狽とでも言いましょうか。
少しでも老いに抗いたい、と云うのが50代の本音ではないのかなあ。
50代女性が意識するのは男性の目ではない
それと、件のセサミンCMで気になったのは
若くありたいと思う原動力やオシャレをする目的が、『上川くん』に対してだということが、イマイチ腑に落ちないんですよね。
確かに昔はそうだったかも知れないけど
50代になった今、私たちを突き動かす最大の要因は、同じ女性からの視線だと思うんです。
同年代女子で集まったとき、自分だけ老けてると感じることほど、悲しいことはありません。
同窓会に上川くんが来るか来ないかでテンションは変わるけど、上川くんにいつまでも変わらないと思われることなんて、それらのオマケでしか無いのです。
おしゃれだってそう。
若い頃は、男性の目を気にして画一的になってたファッションだけど
歳を重ね、自分がどうなりたいか分析することで、個性が出るし円熟味が増すんじゃないかなあ。
なんて思いました。
CMの内容は見当違いですが、上川くんはどのシリーズもバッチグーなので、サントリーさんには感謝です!