車の練習がてら、酬恩庵へ行ってきました!
あの一休さんが晩年を過ごした場所です。
京田辺市に在るのですが、第二京阪に乗り、降りた後も広めの長閑な道だけ。
大きな看板も出ていますし、とっても行きやすかったです。
拝観料:500円
駐車場代:300円(普通車)
酬恩庵(しゅうおんあん)一休寺とは
元々は、鎌倉時代に臨済宗の大應国師が建てたお寺でしたが、戦火に遭い、100年以上の長きにわたり荒廃したままだったそうです。
1455~56年に一休禅師が再興。
師恩に酬いるという意味を込めて『酬恩庵』と命名したとのこと。
1481年、一休さんは88歳で亡くなるまで、ここ酬恩庵で過ごしています。
墓所は宮内庁の管轄になっていました。
一休さんが後小松天皇の息子であることを、改めて思い起こさせられます。
酬恩庵・一休寺の庭園
庫裏を入り、万丈の周りに南庭・東庭・北庭がありました。
江戸時代に作庭され、石川丈山・松花堂昭乗・佐川田喜六昌俊の三名合作と言われているそうです。
白砂が広がる万丈庭園の南庭。
じっくりご覧ください
この見事な刈込み具合を!
惚れ惚れするようなラインです。
全てのサツキがビシッと整えられていて、本当にキレイ。
十六羅漢の庭と言われる、東庭。
枯瀧落水の様子を表現した蓬莱庭園の北庭。
どのお庭も清々しいほど、隅々まで手入れが行き届いているんです。
見ていると『家に帰ったら掃除しよ』っていう気持ちになりました。笑
奥には一休禅師の像や、『このはしわたるべからず』なんてのも有りました。
宝蔵には、一休禅師が書かれた文書がいくつか展示されています。
門下の中川というお弟子さんが、一休さんの逆鱗に触れたようで、追い出された時の擯出状があるんですが、その中に『舌をぬき恥辱を与えし』と中々恐ろしいことが書かれてました。
一休さんをここまで怒らせるなんて…
中川さん何しはったんやろ。笑
酬恩庵・一休寺の詳細情報
拝観時間 | 9:00~17:00 |
拝観料 | 500円 |
拝観休止日 | なし |
お問い合わせ | 0774-62-0193 |
住所 | 京都府京田辺市薪里ノ内102 |
アクセス | JR学研都市線《京田辺駅》徒歩約15分 近鉄京都線《新田辺駅》徒歩約20分 |
公式サイト | http://www.ikkyuji.org/ |