座ってのんびり庭園を眺められる:
庭園を楽しみながらお抹茶:
瑞峯院は大徳寺の塔頭の1つです。
荒々しい砂紋が印象的な独坐庭
静かな閑眠庭
この対照的な庭園を有する瑞峯院ですが、キリシタン大名が創建しただけあって、ちょっとした秘密があるんです。
拝観料:400円
お抹茶:400円
拝観かお抹茶どちらを先にするか聞かれたので、拝観を先にする旨を伝えました。
\大徳寺の他の塔頭はこちらをチェック/
大徳寺塔頭・瑞峯院(ずいほういん)の概要
瑞峯院は1535年(天文4年)室町時代の後期に、豊前豊後の戦国大名大友宗麟(義鎮)が、自身の菩提寺として創建しました。
禅宗に帰依していた義鎮でしたが、キリスト教への関心を深めていき、22歳のとき洗礼を受けて宗麟と改名したそうです。
大徳寺塔頭・瑞峯院の庭園
先に茶室『平成待庵』のお写真を。
発見された当時の文献や図面を基に、初期の『待庵』を再現した茶室です。
事前予約しておくと中まで拝見できるようです。
大胆な庭園・独坐庭(どくざてい)
一般的な枯山水の砂紋に比べて高さがあり、大胆で迫力あるデザイン!
荒々しい波が蓬莱山に向かって打ち寄せる様子が、ありありと表現されています。
十字架が隠された庭園・閑眠庭(閑眠庭)
一見何もないように見せてるのがこの庭の仕掛けです。
こちら側から庭を見ると、縦に4個、横に3個の石が十字に交差しており、十字架を表してるんだそう。
うーーーん。分かりにくい。笑
当時の時代背景を想い、さりげなく配したのでしょう。
キリシタン大名として知られている大友宗麟が創建した寺なので、この閑眠庭は宗麟の信仰心を具現化しているとのこと。
何れの庭も昭和の作庭家 重森三玲氏によって、1961年(昭和36年)に作庭されました。
瑞峯院(ずいほういん)のお抹茶
いよいよお抹茶を頂きます。
受付に声をかけると、すぐ近くの茶室に案内して下さいました。
4畳半のこじんまりしたお部屋には、花頭窓から優しい日差しが差し込んでいます。
お庭は見えませんがなんと落ち着く空間でしょうか。
ちょこんと置かれた座布団が、年季入ってていい味出してるんです~。
暫し待っていると、お抹茶とお菓子が運ばれてきました。
お菓子は今出川にある老舗和菓子店、本家玉寿軒の『紫野』という小さいお菓子です。
落雁か~地味だな~
と思いながら口に運んでビックリ、中に大徳寺納豆が入っているではありませんかっ。
和三盆のほのかな甘みの中に香ばしい味噌の風味が加わって美味しい!
勝手に落胆してごめんなさい!
大徳寺塔頭・瑞峯院の詳細情報
拝観時間 | 9:00~17:00 |
拝観料 | 一般:400円 |
お抹茶 | 400円 |
拝観休止日 | 無休 |
お問い合わせ | 075-491-1454 |
住所 | 京都府京都市北区紫野大徳寺町81 |